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【解決事例】クーリングオフにより無駄な工事を回避できた事案(消費者被害)

当事務所では多岐に亘る分野の法律問題を取り扱っておりますが、ご参考のために解決事例の1つを紹介します。
※ 特定を避けるために事実関係を多少変更している部分もありますが、大枠部分は変えておりません。


【事案の概要】

60代の男性からのご相談でした。自宅に工事業者の方が尋ねてきて、自宅を補修する必要があると言われ、300万円の工事の請負契約を締結してしまったとのことでした。後で冷静になって考えたところ、補修の必要はないのではにかと考え、契約を解除したいとのことでした。


【当事務所の対応】

訪問販売であり、特定商取引法に基づき、クーリングオフが可能な事案でしたので、そのことをお伝えし、クーリングオフのための通知書の作成を案内しました。その結果、請負契約を解除することができました。


【コメント】

工事が2日後に迫っていたため、早期に対応する必要がありました。代金を支払ったあとですと、裁判等をしなければならない可能性もあったため、早期の対応により、ご相談者様は無駄な費用負担をしなくて済みました。


法律事務所DeRTA 弁護士 黒澤真志

 

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