ブログ

【解決事例】残業した事実を丁寧に立証したことにより当方の主張が認められた事案(労働)

当事務所では多岐に亘る分野の法律問題を取り扱っておりますが、ご参考のために解決事例の1つを紹介します。
※ 特定を避けるために事実関係を多少変更している部分もありますが、大枠部分は変えておりません。


【事案の概要】

20代女性からのご相談でした。とある飲食店に勤務していたところ、残業をしたにも拘わらず、全く残業代を支払ってもらえず、退職にあたり、その分を請求したいとのご相談でした。


【当事務所の対応】

ご相談者様が勤務していた飲食店は、タイムカードがなく、労働時間の関係が全くされていませんでした。そこで、ご相談者様が、業務の終了後、交際相手の方にLINEで仕事が終わって帰宅する旨の連絡をしていたことに着目し、その時間を集計して労働時間の特定を行いました。そのうえで、労働審判を申し立てたところ、当方の主張をほぼ全面的に認めてもらい、有利な内容で解決することができました。


【コメント】

労働時間の特定の作業自体はかなり大変でしたが、良い結果に繋がったので、苦労が報われました。


法律事務所DeRTA 弁護士 黒澤真志

 

関連記事

  1. 【解決事例】離婚無効が認められるとともに損害賠償を請求した事案(…
  2. 【解決事例】顧問先の会社の社内においてコンプライアンス研修を実施…
  3. 【解決事例】強制執行により賃貸物件から退去させた事案(不動産)
  4. 【解決事例】業務委託を行ったところ労働契約であるとして残業代等を…
  5. 【解決事例】被害者と早期に示談して釈放してもらうことができた事案…
  6. 【解決事例】不動産売買において損害賠償請求を免れた事案(不動産)…
  7. 【解決事例】子会社の吸収合併を無事完了させた事案(企業法務)
  8. 【解決事例】事前に名誉毀損の成否を検討し、発信者情報開示等の適否…

最近の記事

PAGE TOP