当事務所では多岐に亘る分野の法律問題を取り扱っておりますが、ご参考のために解決事例の1つを紹介します。
※ 特定を避けるために事実関係を多少変更している部分もありますが、大枠部分は変えておりません。
【事案の概要】
20代の女性からのご相談でした。インターネット上に名誉毀損に該当する投稿をしてしまったところ、相手の方からプロバイダに対する発信者情報開示請求によって、自分が投稿したことを特定されてしまい、発信者情報開示に掛かった弁護士費用を含めて200万円の損害賠償請求を受けたという事案でした。
【当事務所の対応】
投稿の内容自体は、名誉毀損に該当してしまう違法なものでしたが、投稿に至った経緯等に汲むべき事情があり、これを丁寧に伝えていったところ、相手の方から許しを得ることができ、二度と同様の投稿をしないことを条件として、金銭の支払いなしに和解することができました。
【コメント】
交渉においては、交渉材料をどれだけ集められるかが重要となります。そのためには、背景事情を含めて、丁寧に事実関係を把握する必要があります。当事務所では、ご相談者様のお話をしっかりと丁寧に聞くことを最重要視しておりますので、安心してご相談いただけます。
法律事務所DeRTA 弁護士 黒澤真志