kurosawa masashi
当事務所では多岐に亘る分野の法律問題を取り扱っておりますが、ご参考のために解決事例の1つを紹介します。
※ 特定を避けるために事実関係を多少変更している部分もありますが、大枠部分は変えておりません。
【事案の概要】
20代男性からのご相談でした。母親が投資を勧められて多額の金銭を拠出したところ、配当が滞っているとのご相談でした。
【当事務所の対応】
詳細を確認したところ、投資詐欺である可能性が高いため、詐欺を理由として、損害賠償請求を行いました。途中で、相手が逮捕されてしまうという出来事もありましたが、無事、勝訴判決を得ました。その後、強制執行が問題となっていたところ、他の弁護士との繋がりを通じて、相手が保有している銀行口座の情報を把握することができました。これにより、無事、強制執行を行うことができ、全額回収することができました。
【コメント】
この手の事案は、相手が財産を散逸させていることも多く、なかなか回収できないことも多いですが、無事、全額回収できたので、良い結果であったと思います。
法律事務所DeRTA 弁護士 黒澤真志
ABOUT ME

2009年12月に弁護士登録(登録番号41044)し、アクト法律事務所にて勤務した後に2019年4月に独立し、法律事務所DeRTA(デルタ)を設立。
会社の顧問業務から訴訟事件まで数多くの事件をこなし、東京地方裁判所の破産管財人や東京簡易裁判所の司法委員も担当している。
著書に「解雇事例をめぐる弁護士業務ガイド」(三協法規)共著、「離婚・離縁事件実務マニュアル」(第3版)(ぎょうせい)共著、「遺産分割実務マニュアル」(第3版)(ぎょうせい)共著、「新破産実務マニュアル」(全訂版)(ぎょうせい)共著、「遺言書・遺産分割協議書等条項例集」(新日本法規)共著など。