kurosawa masashi
当事務所では多岐に亘る分野の法律問題を取り扱っておりますが、ご参考のために解決事例の1つを紹介します。
※ 特定を避けるために事実関係を多少変更している部分もありますが、大枠部分は変えておりません。
【事案の概要】
20代の女性からのご相談でした。インターネット上に名誉毀損に該当する投稿をしてしまったところ、相手の方からプロバイダに対する発信者情報開示請求によって、自分が投稿したことを特定されてしまい、発信者情報開示に掛かった弁護士費用を含めて200万円の損害賠償請求を受けたという事案でした。
【当事務所の対応】
投稿の内容自体は、名誉毀損に該当してしまう違法なものでしたが、投稿に至った経緯等に汲むべき事情があり、これを丁寧に伝えていったところ、相手の方から許しを得ることができ、二度と同様の投稿をしないことを条件として、金銭の支払いなしに和解することができました。
【コメント】
交渉においては、交渉材料をどれだけ集められるかが重要となります。そのためには、背景事情を含めて、丁寧に事実関係を把握する必要があります。当事務所では、ご相談者様のお話をしっかりと丁寧に聞くことを最重要視しておりますので、安心してご相談いただけます。
法律事務所DeRTA 弁護士 黒澤真志
ABOUT ME
2009年12月に弁護士登録(登録番号41044)し、アクト法律事務所にて勤務した後に2019年4月に独立し、法律事務所DeRTA(デルタ)を設立。
会社の顧問業務から訴訟事件まで数多くの事件をこなし、東京地方裁判所の破産管財人や東京簡易裁判所の司法委員も担当している。
著書に「解雇事例をめぐる弁護士業務ガイド」(三協法規)共著、「離婚・離縁事件実務マニュアル」(第3版)(ぎょうせい)共著、「遺産分割実務マニュアル」(第3版)(ぎょうせい)共著、「新破産実務マニュアル」(全訂版)(ぎょうせい)共著、「遺言書・遺産分割協議書等条項例集」(新日本法規)共著など。