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【解決事例】示談の成立により執行猶予を得ることができた事案(刑事)

当事務所では多岐に亘る分野の法律問題を取り扱っておりますが、ご参考のために解決事例の1つを紹介します。
※ 特定を避けるために事実関係を多少変更している部分もありますが、大枠部分は変えておりません。


【事案の概要】

当番弁護という制度により、弁護士会から派遣され、警察署で逮捕されていたご相談者様から依頼を受けました。逮捕の内容は、住居侵入と窃盗を3件行ったということで、逮捕・勾留されていました。


【当事務所の対応】

ご相談者様は自宅の退去を迫られていたため(また実刑の可能性もあり戻ってこれない可能性もあったため)、引越業者の手配を行い、引越作業に立ち合い、荷物を親類の方に引き渡しました。被害者の方と示談交渉を行い、3件分成立させることができました。その結果、有罪であるものの、執行猶予付の判決を得ることができました。


【コメント】

示談交渉については、かなり渋っていた方もいましたが、丁寧に交渉を続けた結果、最終的に応じていただくことができました。かなり悪質な事案ではありましたが、全ての事件について、示談をすることができたことが執行猶予に繋がったと思います。


法律事務所DeRTA 弁護士 黒澤真志

 

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