ブログ

【解決事例】財産分与で不動産の評価額の2分の1相当額の支払いを受けた事案(離婚)

当事務所では多岐に亘る分野の法律問題を取り扱っておりますが、ご参考のために解決事例の1つを紹介します。
※ 特定を避けるために事実関係を多少変更している部分もありますが、大枠部分は変えておりません。

【事案の概要】

40代の女性からのご相談でした。離婚を希望しているところ、相手が応じないので、調停と訴訟提起を行いたいとのことでした。


【当事務所の対応】

調停を申し立てたところ、相手が応じなかったので、離婚訴訟を提起しました。この訴訟の中で、財産分与として、対象となる不動産の評価額の2分の1相当額を支払うよう主張したところ、ローン残高を控除した残額の2分の1相当額である400万円の支払いが認められました。


【コメント】

不動産の評価額について、これがローン残高を下回った場合には財産分与を受けられないので、比較的高額の評価を得られたのが、良い結果に繋がったと思います。


法律事務所DeRTA 弁護士 黒澤真志

 

関連記事

  1. 【解決事例】事前に事務所の明渡しを行い、管財事件の予納金を低く抑…
  2. 【解決事例】小規模個人再生の申立てを行い、再生計画の認可を得た事…
  3. 【解決事例】投資家からの資金調達やストックオプションの発行を実行…
  4. 【解決事例】代表者が行方不明のため取締役による準自己破産を申し立…
  5. 【解決事例】学校事故において損害賠償を認めてもらえた事案(損害賠…
  6. 【解決事例】業務委託料の請求を阻止し、控訴審で逆転勝訴判決を得る…
  7. 【解決事例】商標権に基づく類似する標章の使用の差止めを請求した事…
  8. 【解決事例】遺産分割に際しての仮分割により預貯金の前払いを受けた…

最近の記事

PAGE TOP