kurosawa masashi
当事務所では多岐に亘る分野の法律問題を取り扱っておりますが、ご参考のために解決事例の1つを紹介します。
※ 特定を避けるために事実関係を多少変更している部分もありますが、大枠部分は変えておりません。
【事案の概要】
女性の会社経営者様からのご相談でした。不動産仲介会社を通じて、自社所有の物件を他人に賃貸したところ、当該物件が所在する地域は、公法上の制限が存在し、飲食店経営ができないことが判明したとして、錯誤(民法95条)により契約を取り消され、支払った金員の返還を求められたとのことでした。
【当事務所の対応】
過去の裁判例等を調査したところ、当方にとって有利な事例を発見することができ、これを元に反論の主張を展開したところ、最終的に賃借人からの請求を免れることができました。
【コメント】
当事務所では、事案を分析したうえで、当該事案に関連する文献や過去の判例等をしっかりと調査し、クライアントの皆さまに最も利益となるよう尽力いたします。
法律事務所DeRTA 弁護士 黒澤真志
ABOUT ME
2009年12月に弁護士登録(登録番号41044)し、アクト法律事務所にて勤務した後に2019年4月に独立し、法律事務所DeRTA(デルタ)を設立。
会社の顧問業務から訴訟事件まで数多くの事件をこなし、東京地方裁判所の破産管財人や東京簡易裁判所の司法委員も担当している。
著書に「解雇事例をめぐる弁護士業務ガイド」(三協法規)共著、「離婚・離縁事件実務マニュアル」(第3版)(ぎょうせい)共著、「遺産分割実務マニュアル」(第3版)(ぎょうせい)共著、「新破産実務マニュアル」(全訂版)(ぎょうせい)共著、「遺言書・遺産分割協議書等条項例集」(新日本法規)共著など。